教科書: 商業334 ビジネス基礎

二学期学習分


P.80
[1]卸売業の役割
    情報を流通させ
    取引の総数を少なくする
    売れ残りリスクの一部負担

P.81
[2]卸売業の種類
(1)収集機能を担う卸売業者・・・産地卸売業者・産地仲買人


(2)仲継(ナカツギ)機能を担う卸売業者
  「集散地卸売業者・元卸売業者・商社」など
    |       |    商社・・・貿易、大口、専門商社、総合商社
    |        →産業用品、生活用品など、大規模生産商品を仕入れ、他の卸に販売
     →地場産品など、産地卸売業者から仕入れ、消費地卸に販売 
  物的流通、情報流通の発達→中継ぎ不要→商社などはコンビニを傘下にして販売強化をはかる

(3)分散機能を担う卸売業者
   「消費地卸売業者」など・・・生協など、生活用品

P.82 [3]卸売業のビジネス
  小売業者のニーズに応じた商品の品ぞろえや、情報提供など

P.82 [4]卸売業の動向
  卸売業者の役割低下→卸も消費者と直接取引をする

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[1]物流業の役割・・・生産者〜小売業者までの隔たり(場所、時間)を橋渡


[2]物流業の種類・・・輸送業者と倉庫業者に大別
 (1)輸送業者
  @自動車輸送・・・国内物流。小口輸送に便利。
  A船舶輸送・・・鉱業原料や資材、
    「ライナー」(=一般貨物の定期船)。
    「トランパー」(石油など特定貨物の不定期船)
    →  通関業者や港湾整備の重要性
  B鉄道輸送・・・コンテナ輸送。トラックとの組み合わせ。
  C航空輸送・・・海外。
    ペリー輸送(旅客機の空きスペースを利用)、
    カーゴフレイター(貨物専用機)

 (2)倉庫業・・・営業倉庫 ←→自家倉庫
     商品を預かることをビジネスとする
     物流センター、トランクルーム

p.87
[3]物流業のビジネス
 (1) 物流の活動
  @包装・・・カットケース陳列。ITFコードというバーコードはりつけ
  A流通加工・・・商品の切断・混合・再包装・接着・組み立て。お中元のギフトつくり。
  B荷役(ニヤク)・・・ユニット・ロード・システム。パレチゼーション。コンテナリゼーション。
  C情報管理・・・EDI。RFIDで物流ルートの商品の動きを追跡できる。

 (2)ロジスティクス・・・兵站
  ボトルネックになりやすい。SCMという考え。

p.89
[4]物流業の動向・・・情報ネットワーク化、情報システム化が進む。
 モーダルシフト(modal shift)・・・トラックから船舶や鉄道などに輸送手段を変更すること
 フレートライナー(freight liner)  liner 直線的、定期便・・・コンテナでトラックと鉄道の組み合わせ
 シーアンドエアー (sea and air)・・・船舶と航空機の組み合わせ


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